概要

アルコール依存症は、酒乱の病気と誤解されがちですが、酒乱ではないからアルコール依存症ではないとは言えません。

進行すると鬱(うつ)病や内蔵疾患、骨粗鬆症、認知症なども発祥しかねません。

原因は遺伝やストレスなど様々ですが、アルコールは意外にも、ドラッグと同じような毒物であり依存性物質でもあります。

少量のアルコールならば身体に良いということはありません。

アルコール依存症者が自分の意思だけで断酒することは、不可能に近いほど困難であると言われますので、アルコール専門の外来がある医療機関へ相談されることをお勧めします。

カウンセリングや診察を受ければ、アルコール依存症であるかどうか、すぐに診断してもらえるはずです。

断酒による離脱症状を抑えるお薬もあり、適切な方法で投薬・治療してもらえます。

入院施設のある病院も存在しますが、退院後に再飲酒(スリップ)してしまう可能性を考えれば、通院による外来治療をお勧めします。

治療費の面でも、通院に限り可能な自立支援医療費支給制度が利用できますので、入院保険に入っていたとしても、通院のほうがお金も少なくて済むケースが多いようです。

また、入院は通常、最長3ヶ月ですが、通院は無期限に診療可能で、この病からの回復は、年単位で考えなければならないという現状からも、無期限に可能な通院による外来治療をお勧めします。