断酒9週間を過ぎました。
※私は医師ではありませんので、下記文中に「(疑)」が出てまいりますが「の疑いあり」を略したものとします。
私は以前、音楽学院に勤務していました。
Jazz系の名門校で、カリキュラムの素晴らしさに驚き、本当に良い音楽教育の機関であると、今でも誇りに思っています。
曜日限定ですが、カウンサラーさんも常駐されていました。
そこにはアスペルガー症(疑)の生徒さんもいらっしゃいましたし、私自身もアスペルガー症候群です。
大人でも通える音楽学院でしたので、アルコール症(疑)の生徒さんもいらっしゃいました。
アスペルガー症とアルコール症の2つは、ミュージシャンに少なからず見られると思います。
講師の中にもアルコール症(疑)の方がいらっしゃいました。※授業には全く差し支えのない程度ですのでご安心ください
しかし、ミュージシャンにとってはそれが普通で、私も当時は違和感無く勤務していました。
一般の方から見れば、おそらく異常とも言えるこの現象を、私なりに考察してみました。
もともと何かに依存しやすい体質で、たまたま音楽に依存したとします。
「音楽依存症」について、現在のところ確立されてはいませんが、WHO(世界保健機関)の基準に沿って私自身を診断すると、明らかに依存していることが判明しました。
私の場合、音楽への依存度は、アルコールよりひどい結果です。
さらにアスペルガー症の場合は、類い稀なる集中力で演奏技術を習得し、プロミュージシャンになる人もいるでしょう。
そして Jazz に限りませんが、コンサートホールを除き、演奏に酒は付き物です。
もともと依存しやすい体質ですので、最終的にはアルコール症に陥る可能性が高いでしょう。
私はジャズトロンボニストでもあり、「酒とバラの日々」という Jazz のスタンダード曲があるのですが、ジャズトロンボニストにとっては必須とも言える名曲です。
アルコール症になってから知ったのですが「酒とバラの日々」は映画のテーマ曲でもあり、アルコール症の夫婦が堕落と更正を繰り返すストーリーです。
こんな身近にアルコール症という知識が、それも山のように転がっていたにもかかわらず、私はその病に気付かず陥ってしまったのです。
なぜその病に気付かなかったのか、それは、アスペルガー症により、周囲が見えなかったというのも原因の1つであると考えられます。
音楽学院に勤めていた当時、このことに気付いていたなら、そういった授業も必要ではないかと、学院長へ申し出ていたに違いありません。
もし、この記事をご覧頂いている関係者の方がいらっしゃいましたら、出来る限り無償で協力させて頂きますので、是非一度ご検討頂きたいと心から思います。
アルコール依存症(疑)などで私の知っているミュージシャンを少し調べてみました。
- 草彅剛(SMAP)
- 沢田泰司(XJAPAN)
- 高田渡
- 森重樹一(ZIGGY)
- エイミーワインハウス
- エディットピアフ
- エリッククラプトン
- オジーオズボーン
- ギルスコットヘロン
- グラムパーソンズ(ザバーズ)
- ジャコパストリアス(パットメセニー,ウェザーリポート)
- ジャニスジョプリン
- ジョンアンソニーフルシアンテ(レッドホットチリペッパーズ)
- ジョンコルトレーン
- ジョンボーナム(レッドツェッペリン)
- ジョンレノン
- スティーヴクラーク(デフレパード)
- ダイナワシントン
- チャーリーパーカー
- ビリージョエル
- ビリーホリディ
- ボンスコット(AC/DC)
- ポールチェンバース
- マライアキャリー
- マイケルジャクソン
- ムソルグスキー
- ライザミネリ
- リッチーサンボラ(ボンジョヴィ)
- ロンウッド(ローリングストーンズ)
- ロンピッグペンマッカーナン(グレイトフルデッド)
少し調べただけでも、驚くほどたくさんいらっしゃいました。