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アンガーマネジメント

断酒6ヶ月を過ぎました。

「怒りと依存症」という講義を受けたことがあります。
イライラした時、つい依存物質に手を出してしまう可能性がアップすることは、確かに否定出来ないと思います。
アンガーマネジメントは「怒らない」ということではなく「怒りをコントロールする技術」です。
これは、依存症に関係なく、全ての人に実践して頂きたい内容でもあります。

まず、6秒ルールと言われるものがあります。
これは、怒りを感じた時点から6秒が経過すると、冷静になれるというものです。
この6秒をどうやり過ごすかがポイントになるかと思いますが、深呼吸やセルフトーキング、アンガーログを付けるなどがあります。
私も実際にやってみて、その他にも色々試しました。
その結果、私に最も合うと思われる方法は「被害を算出する」ことでした。

例えば、コンビニのレジに並んでいて、おばさんに割り込まれたとしましょう。
私が6秒以内に思うことは、このおばさんは非常識で自分本位、コンビニの店員も割り込みを注意ぜず不注意極まりない、などでしょう。
しかし、そう思うのではなく被害を算出するのです。
おそらく「5秒ほど多く待たされた」ことが被害となるでしょう。
5秒くらいプレゼントしよう、って気分になりませんか?
なんだか、おばさんのおかげで、良いことがひとつ出来たような気分になれます。

通常、怒りは2つの不快から生まれると考えられています。
この場合は、レジで待たされているという不快に、割り込まれたという不快が重なって起こっています。
しかし、よく考えてみてください。
5秒待たされている時に割り込まれた場合の怒りと、60秒待たされている時に割り込まれた場合の怒りでは、60秒待たされている時に割り込まれた場合の怒りのほうが大きいと考えられます。
しかし、実際には待ち時間が60秒から65秒になっただけなのです。
待ち時間が5秒から10秒に、なんと2倍にもなっているにも関わらず、怒りは小さいのです。

このように、怒りとは、その被害に比例したものではないことが分かります。
怒ったほうが良いのか、また、怒るなら、どう怒ればより効果的なのか、冷静に考えてから行動に移すことを、日頃から心掛けることによって、人生がより素晴らしいものになることは、間違いないと私は思います。